日本語教育能力検定試験について

国内外の日本語学校において母国語が日本語ではない人に日本語を教える日本語教員になるためには、教育職員免許状などの国家資格は必要ありません。

日本語教育の検定の人気度が上昇しています。

その代わりに自身に日本語を教える能力があることを示すための資格の1つとして、日本語教育能力検定試験というものがあります。

日本語教育能力検定試験は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡において1年に1度開催されます。



一般的に6月から8月に出願し、10月に検定が行われ、12月に合否結果の通知が行われるスケジュールになっています。

受験資格に制限はないため、学歴や年齢を問わず誰でも受験することができます。

試験は3科目から構成されており、試験1は基礎的な日本語の知識を問うもので90分の解答時間に対して配点が100点です。


試験2は音声を媒体とした出題形式となっており解答時間は30分で配点は40点です。

試験3は横断的な質問によって現場対応能力に関する基礎的な問題解決力を問うもので解答時間は120分で配点は100点です。



日本語教育能力検定試験の受験者数は多くはなく、増減はあるものの毎年5、000人前後です。受験者の年齢は50歳代以上が最も多く、全体の半数程度を占めています。


難易度は低くはなく合格率は25%程度で、4回以上受験しているという人も受験者全体の1割程います。


日本語教員は資格がなくてもなれる職業なので、日本語教員として既に働いている人も一定数受験しています。