日本語教育の検定試験制度

日本語教育能力検定試験は、公益財団法人が提供している制度で、専門家としての水準が基準に達しているか確かめる為に設けられています。資格の種類は民間ですが、1986年の認定開始以降、日本国内において幅広く知られているものです。

日本語教育の検定を利用してみる価値はありますよ。

日本語教育検定は、日本語教員になるための学習をしている人、あるいは教育に携わる人を対象とします。



実践に役立つ体系的な知識が水準を満たしているか、状況に応じた知識を関連付けられるかなど、多様な現場に対応する能力が評価されます。

国家試験を含めた公的な試験ではありませんが、日本語教育能力検定で試験を合格すると、有資格者として認められるようになります。2010年度以降の試験開催地は全7地域で、年に1度のペースで10月に実施されているのが特徴です。
2011年を例に挙げると、合格者数は応募総数約7千名に対して約1500名となっています。


合格率は3割を切る数字なので、民間の資格試験といっても簡単ではないことが分かります。



試験内容はIからIIIに分けられており、それぞれ100点40点100点の配点で、異なる試験が行なわれます。

日本語教育検定試験のIは、基礎的分析的知識と能力を問う、全15問が出題されるマークシート方式です。


試験IIもマークシート方式で、こちらは音声を聞いて知識や能力を評価する、やや難易度の高い内容です。一番難関なのはやはり試験IIIで、制限時間は120分と長めで配点も大きいですが、その分日本語教師としての総合的な実践力が問われます。